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楽天証券のクレカ積立を完全攻略 — 楽天カード/ゴールド/プレミアム/ブラックの還元率と楽天キャッシュ併用の使い方

📌 情報の取り扱いについて:本記事は2026年5月時点の公開情報をもとに作成していますが、各社のサービス改定やキャンペーン変更により内容が古くなることがあります。還元率・年会費・対象ファンドの条件は、申込前に必ず公式情報をご確認ください。本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定のカード・証券口座の選択を推奨するものではありません。記載に誤りを見つけられた場合はお問い合わせフォームよりご連絡いただけると助かります。

楽天証券のクレカ積立は、楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードのカードランクによってポイント還元率が変わります。さらに、楽天キャッシュ決済も組み合わせられるため、楽天カード決済と楽天キャッシュ決済をどう使い分けるかがポイントになります。

「最大2.0%還元」といった数字が目立ちますが、実際にはカードランク・対象ファンドの代行手数料率・年会費・楽天キャッシュの使い方まで踏まえないと、自分にとってお得かどうかは判断できません。

本記事では、楽天証券のクレカ積立と楽天キャッシュ積立の全体像を整理し、月10万円・月15万円の積立でどのくらいポイントが貯まるかを試算します。

楽天証券の投信積立は3つの組み合わせで考える

楽天証券で投資信託をキャッシュレスで積み立てる場合、大きく分けて次の3パターンがあります。

決済方法月の上限ポイント還元の考え方
楽天カードクレジット決済月10万円楽天カードの種類と対象ファンドの代行手数料率により、0.5〜2.0%の楽天ポイントが進呈されます
楽天キャッシュ決済月5万円楽天キャッシュの積立利用額に対して0.5%相当の楽天ポイントが進呈されます
楽天カード+楽天キャッシュ併用最大月15万円楽天カード月10万円+楽天キャッシュ月5万円まで、ポイント還元対象のキャッシュレス積立ができます

楽天カードクレジット決済は月10万円まで、楽天キャッシュ決済は月5万円まで設定できます。併用すると、最大月15万円までキャッシュレスで投信積立が可能です。

ただし、新NISAのつみたて投資枠は年間120万円、つまり月10万円が目安です。月10万円を超えて積み立てる場合は、成長投資枠や特定口座を組み合わせる形になります。

クレカ積立全体の考え方はクレカ積立についてでも整理していますが、楽天証券では「楽天カード決済」と「楽天キャッシュ決済」を分けて考えるのが大事です。

カードランク別の還元率

楽天カードクレジット決済の還元率は、カード種類と対象ファンドの代行手数料率によって変わります。

2026年5月時点では、おおむね以下のように整理できます。

カード種類年会費代行手数料0.4%(税込)以上のファンド代行手数料0.4%(税込)未満のファンド
楽天カード無料1.0%0.5%
楽天ゴールドカード2,200円1.0%0.75%
楽天プレミアムカード11,000円1.0%1.0%
楽天ブラックカード33,000円2.0%2.0%

分かれ目になるのは、対象ファンドの「代行手数料率が年率0.4%(税込)」です。代行手数料とは、投資信託の信託報酬のうち、販売会社が受け取る部分のことです。

一般的な低コストインデックスファンドは、代行手数料0.4%(税込)未満に該当することが多いため、楽天カードでは0.5%、楽天ゴールドカードでは0.75%、楽天プレミアムカードでは1.0%が目安になります。

一方、代行手数料0.4%(税込)以上のファンドでは、楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードはいずれも1.0%、楽天ブラックカードは2.0%となります。

実際にどちらの還元率になるかは、ファンドごとに楽天証券側で開示されています。自分が積み立てる予定の銘柄がどちらに該当するか、設定前に確認しておくのが安全です。

楽天ブラックカードは、クレカ積立還元率は高いものの、年会費が33,000円で、申込にも楽天カード所定の条件があります。投信積立だけを目的に検討するカードではなく、カード本体の特典や利用額まで含めて判断するカードです。

楽天キャッシュ決済の仕組み

楽天キャッシュ決済は、楽天キャッシュ残高を使って投資信託を積み立てる方法です。

現在の楽天証券では、楽天キャッシュで投資信託を積み立てると、楽天キャッシュの積立利用額に対して0.5%相当の楽天ポイントが進呈されます。

以前は「楽天カードから楽天キャッシュへチャージしたときの還元」として説明されることがありましたが、現在は楽天キャッシュの投信積立利用額に対して0.5%相当のポイントが進呈される仕組みです。

楽天キャッシュ決済の特徴は、カードランクや対象ファンドの代行手数料率にかかわらず、0.5%相当である点です。

楽天カード決済と楽天キャッシュ決済は別枠です。楽天カードクレジット決済で月10万円、楽天キャッシュ決済で月5万円まで設定できるため、積立額を増やしたい場合に楽天キャッシュ決済が役立ちます。

ただし、楽天カード決済と楽天キャッシュ決済で同じ積立額に対して二重にポイントが付くわけではありません。楽天カード決済分は楽天カード決済分として、楽天キャッシュ決済分は楽天キャッシュ決済分として、それぞれ別にポイントが付くと考えると分かりやすいです。

月10万円の積立でどれくらいポイントが貯まるか

まず、月10万円、年間120万円を積み立てる場合で考えます。

ここでは、一般的な低コストインデックスファンドを想定し、代行手数料0.4%(税込)未満のファンドとして試算します。

組み合わせ年会費年間ポイント年会費を差し引いた単純差額
楽天カードで月10万円直接決済(0.5%)0円6,000ポイント+6,000円相当
楽天キャッシュ5万円+楽天カード5万円0円楽天カード分3,000ポイント+楽天キャッシュ分3,000ポイント=6,000ポイント+6,000円相当
楽天ゴールドカードで月10万円直接決済(0.75%)2,200円9,000ポイント+6,800円相当
楽天プレミアムカードで月10万円直接決済(1.0%)11,000円12,000ポイント+1,000円相当
楽天ブラックカードで月10万円直接決済(2.0%)33,000円24,000ポイント-9,000円相当

低コストインデックスファンドを積み立てる前提では、年会費無料の楽天カード直接決済と、楽天カード5万円+楽天キャッシュ5万円の併用は、ポイント還元額だけを見ると同じ年間6,000ポイントになります。

楽天ゴールドカードは、低コストインデックスファンドで0.75%還元になるため、年会費2,200円を差し引いても、楽天カードより少し有利になる場合があります。

楽天プレミアムカードは、投信積立だけで見ると年会費11,000円とほぼ相殺されます。楽天市場での特典、旅行関連の特典、付帯保険など、カード本体のメリットを使えるかどうかで判断するカードです。

楽天ブラックカードは、クレカ積立の還元率自体は高いものの、年会費が33,000円で、申込にも楽天カード所定の条件があります。投信積立だけで年会費を回収するのは難しく、カード本体の特典や利用状況まで含めて総合判断する必要があります。

月15万円まで積み立てる場合

楽天カードクレジット決済と楽天キャッシュ決済を併用すると、最大月15万円までキャッシュレスで投信積立ができます。

たとえば、楽天カード月10万円+楽天キャッシュ月5万円で、年間180万円を積み立てる場合は以下のイメージです。

組み合わせ年間積立額年間ポイント
楽天カード10万円+楽天キャッシュ5万円(楽天カード・低コストファンド想定)180万円楽天カード分6,000ポイント+楽天キャッシュ分3,000ポイント=9,000ポイント
楽天ゴールドカード10万円+楽天キャッシュ5万円180万円楽天カード分9,000ポイント+楽天キャッシュ分3,000ポイント=12,000ポイント
楽天プレミアムカード10万円+楽天キャッシュ5万円180万円楽天カード分12,000ポイント+楽天キャッシュ分3,000ポイント=15,000ポイント
楽天ブラックカード10万円+楽天キャッシュ5万円180万円楽天カード分24,000ポイント+楽天キャッシュ分3,000ポイント=27,000ポイント

月15万円まで積み立てる場合、楽天キャッシュ決済は「楽天カードの月10万円枠を超えて積み立てたい人」にとって上積み手段になります。

ただし、新NISAのつみたて投資枠だけで使えるのは年間120万円までです。月10万円を超える積立をする場合は、成長投資枠や特定口座をどう使うかもあわせて考える必要があります。

年会費とのバランス

楽天証券のクレカ積立では、年会費無料の楽天カードでも一定のポイント還元を受けられます。低コストインデックスファンドを積み立てる場合、楽天カードは0.5%還元なので、月10万円なら年間6,000ポイントです。

楽天ゴールドカードは年会費2,200円で、低コストインデックスファンドでは0.75%還元になります。月10万円を1年間積み立てる場合、年間9,000ポイントなので、年会費を差し引いても楽天カードより有利になることがあります。

楽天プレミアムカードは、投信積立だけで年会費を回収しようとするとギリギリです。月10万円を1年間積み立てても、低コストインデックスファンドでは年間12,000ポイントなので、年会費11,000円を少し上回る程度です。楽天市場や楽天トラベルなどの利用、カード本体の特典も含めて考える必要があります。

楽天ブラックカードは、クレカ積立還元率は高いものの、年会費が33,000円で、申込にも楽天カード所定の条件があります。投信積立だけを目的に検討するカードではなく、カード本体の特典や利用額まで含めて判断するカードです。

楽天経済圏をすでにメインで使っていて、楽天市場・楽天トラベル・楽天モバイルなどの利用額が大きい人なら、上位カードを検討する余地があります。一方で、投信積立だけを目的にするなら、年会費無料の楽天カードでも十分に始められます。

詳しくは楽天経済圏 完全ガイドでも整理していますが、家計全体でのカード利用シーンを足し算してから判断するのが安全です。

還元率改定リスク

楽天証券のクレカ積立還元率は、これまでにも改定があった分野です。

以前は一律に近い還元率で語られることもありましたが、現在は、カード種類と対象ファンドの代行手数料率によって還元率が変わる仕組みになっています。楽天キャッシュ決済のポイント付与の考え方も、サービス開始当初から変化しています。

つまり、現時点の還元率が将来にわたって維持される保証はありません。

長期積立を前提にする場合、「今の還元率が高いから有利」と考えすぎるより、「インデックスファンドそのものを長期保有するのが前提で、クレカ還元はおまけ」と考える方がブレにくくなります。

ポイント還元が下がっても積立を続けられるか。年会費を払っても納得できるか。楽天カードや楽天キャッシュを日常生活でも無理なく使えるか。ここまで含めて判断するのが大切です。

楽天証券のクレカ積立で気をつけたいこと

実務面のチェックポイントもまとめておきます。

項目注意点
楽天カード決済の上限楽天カードクレジット決済は月10万円までです。
楽天キャッシュ決済の上限楽天キャッシュ決済は月5万円までです。
併用時の上限楽天カード月10万円+楽天キャッシュ月5万円で、最大月15万円までキャッシュレス積立ができます。
買付日楽天カード決済の買付日は、初めて利用した時期により毎月1日・8日・12日のいずれかに固定されます。楽天キャッシュ決済は毎月1〜28日から選択できます。
ポイント付与楽天カード決済はカード種類と対象ファンドの代行手数料率で還元率が変わります。楽天キャッシュ決済は利用額に対して0.5%相当です。
ポイント利用通常ポイントは投信積立代金の一部または全額に充当できます。期間限定ポイントなど、投資に使えないポイントもあります。
NISA枠との関係新NISAのつみたて投資枠は年間120万円です。月10万円を超えて積み立てる場合は、成長投資枠や特定口座の利用も検討します。
改定リスク還元率・対象ファンド・ポイント付与条件は変更される可能性があります。設定前に公式情報を確認してください。

SBI証券との損益比較

もう一方の選択肢であるSBI証券では、三井住友カードやOliveフレキシブルペイを使ってクレカ積立ができます。

SBI証券側は、カードランクだけでなく、年間カード利用額によって還元率が変わるのが特徴です。

カード・証券会社年会費クレカ積立還元率の目安
楽天カード(楽天証券)無料0.5〜1.0%。対象ファンドの代行手数料率により変動
楽天ゴールドカード(楽天証券)2,200円0.75〜1.0%。対象ファンドの代行手数料率により変動
楽天プレミアムカード(楽天証券)11,000円1.0%
楽天ブラックカード(楽天証券)33,000円2.0%。申込には楽天カード所定の条件あり
三井住友カード(NL)/Olive一般(SBI証券)無料初年度は原則0.5%。2年目以降は前年の年間カード利用10万円以上で0.5%、10万円未満は0%
三井住友ゴールド(NL)/Oliveゴールド(SBI証券)5,500円。年100万円利用で翌年以降永年無料年100万円以上で1.0%、10万円以上100万円未満で0.75%、10万円未満は0%
三井住友プラチナプリファード(SBI証券)33,000円年間カード利用額に応じて1.0〜3.0%

年会費無料カード同士で比べると、楽天カード×楽天証券は、年間カード利用額の条件を気にせず使える点が分かりやすいです。

一方、SBI証券×三井住友ゴールドNLは、日常決済で年100万円利用を無理なく達成できる人にとっては、年会費永年無料化と1.0%還元を組み合わせられるのが強みです。

どちらが有利かは、単純なクレカ積立還元率だけでは決まりません。楽天市場・楽天カード・楽天銀行をよく使うなら楽天証券、対象コンビニ・飲食店や三井住友カードをよく使うならSBI証券、というように、普段の生活動線で選ぶのが現実的です。

SBI側の細かい違いは楽天証券 vs SBI証券:徹底比較、自分に合うカードを絞り込みたい場合はクレカ適性診断で整理してみてください。これから口座開設から始める方は楽天証券で新NISAを始める完全フローもあわせてどうぞ。

まとめ

楽天証券のクレカ積立は、ぱっと見の還元率の大きさよりも、次の3点で見ると判断しやすくなります。

  • 自分が積み立てる予定のファンドは、どの還元率階層に入るか
  • 楽天キャッシュ枠を上積みする必要があるか
  • 年会費を、投信還元以外のカード特典や日常決済でも納得できるか

低コストインデックスファンドを月10万円積み立てる前提なら、年会費無料の楽天カードでも十分に始められます。楽天ゴールドカードは、年会費2,200円と0.75%還元のバランスをどう見るかがポイントです。

楽天プレミアムカードや楽天ブラックカードは、投信積立だけでなく、楽天市場・楽天トラベル・付帯特典などを含めて判断するカードです。

楽天キャッシュ決済は、楽天カード決済の月10万円枠を超えて積み立てたい場合や、月15万円までキャッシュレスで積立設定したい場合に役立ちます。ただし、楽天カード決済と同じ積立額に対して二重取りできるわけではありません。

クレカ積立のポイント還元は魅力的ですが、資産形成の中心はあくまで長期で投資を続けることです。ポイントはおまけと考え、家計全体で無理なく続けられる組み合わせを選ぶのが安全です。

よくある質問

Q1. 楽天証券のクレカ積立は何ランクのカードで何%還元になる?
対象ファンドの代行手数料0.4%(税込)未満なら、楽天カード 0.5% /ゴールド 0.75% /プレミアム 1.0% /ブラック 2.0% が目安です。代行手数料0.4%以上のファンドでは、楽天カード・ゴールド・プレミアムは1.0%、ブラックは2.0%。一般的な低コストインデックスファンドは0.4%未満に該当することが多いです。
Q2. 楽天カードと楽天キャッシュの併用で本当に月15万円まで積み立てられる?
楽天カードクレジット決済は月10万円、楽天キャッシュ決済は月5万円までで、併用するとキャッシュレスで 最大月15万円 までポイント還元対象の投信積立ができます。ただし新NISAのつみたて投資枠は年間120万円(月10万円)が上限なので、月10万円超の積立は成長投資枠や特定口座を組み合わせる形になります。
Q3. 楽天ゴールドカードに切り替えると年会費以上のポイントが貯まる?
月10万円を低コストインデックスファンドに1年積み立てる場合、楽天カードは0.5%で年6,000ポイント、楽天ゴールドカードは0.75%で年9,000ポイント。年会費2,200円を差し引いても、楽天ゴールドカードの方が単純な投信還元差額ベースで約800円ほど有利になる計算です(カード本体の他特典は別途)。
Q4. 楽天プレミアムカードや楽天ブラックカードは投信積立だけで元が取れる?
楽天プレミアムカード(年会費11,000円)は月10万円積立で年12,000ポイント程度のため、投信積立だけで年会費をほぼ相殺する水準です。楽天ブラックカード(年会費33,000円)は月10万円積立で年24,000ポイントのため、投信積立だけでは年会費を回収できません。両カードとも楽天市場・旅行特典・付帯保険などカード本体のメリット込みで判断するカードです。
Q5. 楽天カード決済と楽天キャッシュ決済で同じ積立額に対して二重にポイントが付く?
二重にポイントは付きません。楽天カード決済分は楽天カード決済分として、楽天キャッシュ決済分は楽天キャッシュ決済分として、それぞれ別にポイントが付与されます。併用は「楽天カードの月10万円枠を超えて積み立てたい人向けの上積み手段」と考えるのが分かりやすいです。
Q6. 楽天証券とSBI証券、クレカ積立だけで見るとどちらが有利?
年間カード利用額の条件を気にせず分かりやすいのは楽天証券。一方、三井住友ゴールド(NL)/Oliveゴールドで年100万円利用を無理なく達成できる人は、年会費永年無料化と1.0%還元の組み合わせでSBI証券側が有利になりやすいです。日常決済をどちらの経済圏で行うか、楽天キャッシュ枠で月15万円積み立てる必要があるかも判断材料です。
※ 本記事に記載の還元率・年会費・各種条件は2026年5月時点のものです。クレカ積立の還元率は改定される可能性があるため、申込前に必ず楽天証券・楽天カードの公式サイトで最新条件をご確認ください。

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